ポワンタージュは麻布十番という場所に新たに進出してきた新規のお店と思いきや、
実は地域密着型のお店でした。
お店が新しいからって、何でも新規進出だと単純に思ってしまいがちでしたが、よくよく調べてみると地元に貢献したいという気持ちから、代々酒屋を営んでいた家に生まれた兄弟が新しく店を構えたとの事。
昔から地元に住んで、地元の気質も汲みこんでの経営だからこそ、お店が成長しにくい麻布十番で長く経営できている秘訣なのかもしれませんね。
ポワンタージュは兄弟で経営されているお店で、弟さん(中川英司シェフ)が日本やイタリアのイタリアンレストランで働いていたのもあり、どうせなら一緒に店をやろうか、ということでお兄さん(中川清明シェフ)と始められたのだそうです。
パン屋なら、値段も抑えられるし、お酒も飲めて食事も出来る。地元に密着して商売する事で地元貢献になれば、との願いもあり、この形態のお店になったそうです。
美味しいのにどのパンもそんなに割高でなく、お店にいれば、酒を飲んだりお茶を飲んだりするお客さんの間を店員さんが行きかって、そんな忙しさが醸し出す活気がとても心地いい
そんなお店。
兄弟で好きな道を共有している空間が、お客としてもとても気持ちがいい空間です。